土地の権利書を紛失した場合の対処法とは

query_builder 2024/08/25
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土地の権利書は、不動産を所有していることを証明する大切な書類です。
また権利書は再発行ができないため、紛失していると相続登記の際に支障をきたします。
では、不動産の相続が発生した際に権利書を紛失している場合、どのように対処すればいいのでしょうか。
今回は土地の権利書を紛失した場合の対処法について、解説します。
▼土地の権利書を紛失した場合の対処法
■各種届出を行う
権利書を紛失した際は、登記情報を悪用できないように「不正登記防止申出」と「登記識別情報の失効申出」を行います。
不正登記防止申出とは、第三者の登記が発生した際に申し出をした人に通知が届く仕組みのことです。
登記識別情報の失効申出は、該当する不動産の登記を失効させるための手続きのことを指します。
■事前通知制度の活用
権利書がないケースで登記を行う場合は、事前通知制度を利用しましょう。
事前通知制度とは、相続登記の際に登記所から「登記について間違いがないか」を本人へ通知してくれる制度です。
書類の返送手続きを行うことで、登記を完了できます。
■本人確認制度の活用
公証人に本人確認をしてもらうことで、登記を完了できるケースもあります。
その際に作成された資料が権利書の代わりになるため、紛失した場合は公証人に本人確認をしてもらうとスムーズです。
▼まとめ
土地の権利書を紛失した際は、まず始めに「不正登記防止申出」と「登記識別情報の失効申出」を行います。
そのうえで事前通知制度の活用および本人確認制度を利用すると、登記を進められるでしょう。
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